2024年3月2日、3日に19JnfRgt/2KpとBCo/100Bnは合同で新年耐寒演習を実施しました。
耐寒私物演習は、寒い日に公の組織ではない個人主導で休日に行う訓練の呼称です。この日は、3月ということもあり、「耐寒」と呼べるほどの寒さになるかは微妙でしたが、主催の人徳か大雪となり立派な「耐寒」演習となりました。
当初、主催からの挨拶等を実施したのち、隊容検査を実施しました。
この後、夜間状況に入るにあたり、部隊の準備状況を確認し、是正すべき点があれば是正させる重要な結節です。
その後、両軍ともに攻撃に掛かる基礎的動作(銃の保持要領、躍進の要領、射撃の要領)を演練しました。
リエナクトにおいては各人の動作を「ドイツ軍式」にするためにも、少しの練成で改善されるこのような訓練はとても重要です。
訓練後は糧食を配布
携行食(Eiserne Portion) 200gの肉缶とZwieback(乾パン)
Nur für Frontkämpfer im Infanterieverband(突撃レーション)です。
受領後、各人は背嚢に糧食を梱包し、状況が開始
防御準備のため、防御地域まで前進します。
雪のため、手が悴み、ストラップの調整等もままなりません。
冬の東部戦線の寒さに比べれば、まだま暖かいですがそれでもこのような体験は貴重です。
今回の演習ではカメラマンとして酒樽蔵之介氏に撮影をして頂きました。
極寒の酷い環境の中、ご協力に心から感謝致します。